フランソワ オランド(英語表記)François Hollande

現代外国人名録2016 「フランソワ オランド」の解説

フランソワ オランド
François Hollande

職業・肩書
政治家 フランス大統領フランス社会党第1書記

国籍
フランス

生年月日
1954年8月12日

出生地
ルーアン

本名
Hollande,François Gérard Georges

学歴
国立行政学院(ENA)〔1980年〕卒

経歴
ノルマンディー地方の古都ルーアンで裕福な医師の家庭に生まれる。1968年パリ郊外の高級住宅地に家族と移住し、国立行政学院(ENA)をはじめフランスを代表するエリート校を卒業。在学中の’79年にフランス社会党に入党。’80年会計検査院に任官。ミッテラン大統領の経済政策担当の顧問として登用された’81年、26歳の若さで後に大統領となるシラク下院選で争い敗退。’83〜84年大臣官房長。’88年国民議会(下院)議員に初当選。同年〜’92年にはパリ政治学院教授(経済学)を務めた。ジョスパン首相に重用され党内で頭角を現し、’94年社会党書記(経済担当)、’95年党広報担当を経て、’97年〜2008年党第1書記(党首)。この間、1999年欧州議会議員、2001〜2008年中部のチュール市長、2008〜2012年コレーズ県議会議長も務めた。一方、ENAの同級生だったセゴレーヌ・ロワイヤルと1970年代から同居し、婚姻届を出さない事実婚を続け4児をもうける。政界おしどり夫婦として知られたが、2007年ロワイヤルが大統領選に敗れた後、同居を解消した。2012年4月第1回投票で現職のサルコジ大統領を抑えて第1位となり、5月決選投票過半数を獲得して当選、同月就任。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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