パトス(ブラジル)(読み)ぱとす(英語表記)Patos

日本大百科全書(ニッポニカ) 「パトス(ブラジル)」の意味・わかりやすい解説

パトス(ブラジル)
ぱとす
Patos

ブラジル北東部、パライーバ州中部の都市。大西洋岸にある州都ジョアン・ペソアの西250キロメートル、ピラニャス川上流の標高245メートルの内陸盆地に位置する。人口9万1761(2000)。綿花の集荷地として発展し、8~11月のワタ収穫期には多数のバイヤーが集まる。綿花の加工、オイチシカとよばれる油料種子の搾油(ワックス原料)、ウシヤギの取引も盛んである。

[山本正三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android