パオラン(包蘭)鉄道(読み)パオランてつどう(英語表記)Baolan xian

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パオラン(包蘭)鉄道」の意味・わかりやすい解説

パオラン(包蘭)鉄道
パオランてつどう
Baolan xian

中国,内モンゴル (蒙古) 自治区のパオトウ (包頭) 市とカンスー (甘粛) 省のランチョウ (蘭州) 市とを結ぶ鉄道路線。全長 980km。 1958年完成。ホワン (黄) 河の河道にほぼ沿い,テンゲル (騰格里) 砂漠の南縁を通る部分では植林などによって飛砂を防いでいる。パオトウ市ではチンパオ (京包) 鉄道,ランチョウ市ではランシン (蘭新) 鉄道に接続し,華北と西北地方を東西に貫く大幹線を構成している。

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