バヤジット(1世)(英語表記)Bayazit Ⅰ

旺文社世界史事典 三訂版 「バヤジット(1世)」の解説

バヤジット(1世)
Bayazit Ⅰ

1360〜1403
オスマン帝国の第4代スルタン(在位1389〜1402)。「雷光」と呼ばれた
ヨーロッパ勢力と対決し,1396年のニコポリスの戦いでハンガリー王ジギスムントを中心とするヨーロッパ連合軍を破り,バルカン一帯を征圧。ハンガリー辺境・エーゲ諸島をも征服してビザンツ帝国を圧迫したが,1402年アンカラの戦いでティムールに敗れて捕らえられ,翌年死んだ。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android