バトゥーム(読み)ばとぅーむ

山川 世界史小辞典 改訂新版 「バトゥーム」の解説

バトゥーム
Batum

グルジア共和国内にある黒海沿岸最大の港湾都市。1878年オスマン帝国からロシアに割譲され,1936年バツーミと改名された。送油管で届くバクー石油の大精油所がある。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のバトゥームの言及

【バトゥーミ】より

…17世紀トルコに占領され,1878年露土戦争後のベルリン会議でロシアに併合された。1897‐1907年バクー~バトゥーム(十月革命前のロシア名)間に送油管が敷設され,バクーの石油製品の対外貿易港として発展した。革命・内戦期,トルコ軍,イギリス軍の占領をうけた。…

※「バトゥーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」