バックボーン

デジタル大辞泉

バックボーン（backbone）

１ 背骨。
２ 思想・信条などの背景にあり、それを成り立たせている考え方。精神的支柱。
３ インターネットなどの通信ネットワークにおける、事業者間を結ぶ高速・大容量の回線。コアネットワーク。基幹回線網。基幹通信網。基幹網。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

バック‐ボーン

〘名〙 (backbone)

① 背骨。

※読書放浪（1933）〈内田魯庵〉下谷広小路「東京を縦貫するバックボーンは南端の銀座を受けて北端は上野の聖丘(サクレッド・ヒル)を背負ふ江戸時代からの広小路である」

② 物事の中軸をなすもの。中心的な思想。また、個人の、精神的支柱。信条。

※蛙のこえ（1952）〈大宅壮一〉漢文復活「近ごろの若い連中は〈略〉最近の流行語でいえばバックボーンがない」

③ うしろだて。

※人間の反逆（1959）〈橋渡〉わが人物評「幹事長を彼の人徳より押付けられて岸内閣のバックボーンとなって円熟の境地を拓き」

出典　精選版 日本国語大辞典

ASCII.jpデジタル用語辞典

バックボーン

ネットワークの中核をなす基幹回線のこと。インターネットでは、インターネット・エクスチェンジ（インターネット上の相互接続ポイント）やプロバイダー間を接続する伝送容量の大きな通信回線をバックボーンという。また、LANの場合は、ビルのフロア間や拠点間を結ぶ主要な幹線部分をバックボーンと呼ぶ。安全性や速度の面で一般の通信回線よりも高い性能が要求され、光ケーブルが使用される。基幹網や幹線網と呼ばれることもある。

出典　ASCII.jpデジタル用語辞典

IT用語がわかる辞典

バックボーン【backbone】

インターネットなどのコンピューターネットワークにおける基幹回線。一般に、インターネット関連の通信事業者間を結ぶ高速大容量の通信網を指す。◇「コアネットワーク」「基幹回線網」ともいう。

出典　講談社

DBM用語辞典

バックボーン【backbone】

一般、あるいはプライベートなネットワーク上で、高性能なコンピュータと直接のリンクを持つ高速ネットワーク接続のこと。

出典　(株)ジェリコ・コンサルティング