ハーレド マシャル(英語表記)Khaled Mashaal

現代外国人名録2016 「ハーレド マシャル」の解説

ハーレド マシャル
Khaled Mashaal

職業・肩書
政治家 ハマス最高指導者・政治局長

国籍
パレスチナ

生年月日
1956年5月28日

出生地
ヨルダン川西岸ラマラ近郊

学歴
クウェート大学(物理学)卒

経歴
ヨルダン川西岸に生まれ、第3次中東戦争時に家族とともにクウェートへ脱出。学生時代からイスラム原理主義組織・ムスリム同胞団接触、1987年にガザ地区でアハマド・ヤシン師とともにハマス創設に参加。’90年ヨルダンへ移り、’96年政治局長。’97年イスラエルの工作員により耳に毒を注入され暗殺されそうになったが、当時のヨルダン国王が激怒してイスラエル政府に解毒剤を提供させ、一命を取り留めた事件でも知られる。2004年ヤシン師と後継者ランティシが相次いで暗殺された後、ハマス最高指導者に。2000年からシリアダマスカスに在住。2006年選挙を経てパレスチナ自治政府内閣を設立。2012年2月頃、シリア内戦の激化カタールに拠点を移す。2013年4月指導者、政治局長に再選

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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