ハナワギク(花環菊)(読み)ハナワギク(英語表記)Chrysanthemum carinatum; tricolor chrysanthemum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハナワギク(花環菊)」の意味・わかりやすい解説

ハナワギク(花環菊)
ハナワギク
Chrysanthemum carinatum; tricolor chrysanthemum

キク科一年草で,モロッコ原産。サンシキカミツレ別名がある。草丈は 90cm前後になる。葉は裂片が線状になる羽状葉で互生。頭状花は茎頂につき,蛇の目模様が入る。白地に黄色や濃紫色の斑 (ふ) が入るものや,地色赤色や淡紅色のもの,八重咲きなど,さまざまな品種がある。`メリー・ミックス'`ポール・スター'などの園芸品種が知られる。おもに花壇で栽培され,切り花にされることもある。日当りがよく,腐植質を多く含む土壌が適する。 10月頃種子をまく。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android