ハイビャクシン(這柏槇)(読み)ハイビャクシン(英語表記)Juniperus procumbens

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ハイビャクシン(這柏槇)
ハイビャクシン
Juniperus procumbens

ヒノキ科の常緑密生低木で,地をはって生長し,しばしば大群落をなす。普通庭園に植えられる。葉には針葉と鱗状葉を混生するが,株によって片方だけのものもある。葉は3輪生,長さ6~8mmで鋭く硬い。果実はまれにできて,径 8mmほどの球形である。古くから栽培されているが原産地は不明で分布は明らかでない。対馬から沖縄にかけて特に栽培が多い。一名ソナレという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android