ノートルダムドラペ礼拝堂(読み)ノートルダムドラペレイハイドウ

デジタル大辞泉 の解説

ノートルダムドラペ‐れいはいどう〔‐レイハイダウ〕【ノートルダムドラペ礼拝堂】

《〈フランスLa Chapelle Notre-Dame-de-la-Paix》⇒フジタ礼拝堂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 の解説

ノートルダムドラペれいはいどう【ノートルダムドラペ礼拝堂】

ランス北部、シャンパーニュ地方の中心都市ランス(Reims)にある礼拝堂。ランス駅から約1kmの場所にある。エコールドパリ(パリ派)の日本人画家、藤田嗣治(つぐはる)(レオナール藤田、1886~1968年)が洗礼親のルネ・ラルーの依頼を受けて設計し、内部のフレスコ画ステンドグラス彫刻などの装飾も彼自身が手がけた。◇「フジタ礼拝堂」ともいう。藤田はフランスで有名な日本人画家で、1968年1月29日にスイスチューリヒで癌(がん)で死去した後、遺体はパリの郊外に葬られたが、その後、この礼拝堂に改葬された。2009年に東京で没した君代夫人も、遺言により夫の眠るランスのフジタ礼拝堂に埋葬された。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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