ニッパ(英語表記)cutting nipper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニッパ」の意味・わかりやすい解説

ニッパ
cutting nipper

電気通信機器,ラジオテレビなどの配線や組立て,修理をするとき,鉄線や銅線類をおもに切断するのに用いる手工具。ペンチより小型で,細かい作業に適している。結合部近傍の形から2枚合せと3枚合せの2種類に,また品質によって普通級 (記号N) と強力級 (記号H) に分けられる。工事用として太い線を切断するときに用いる強力ニッパがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android