日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナイニ・タール」の意味・わかりやすい解説 ナイニ・タールないにたーるNaini Tal インド、ウッタル・プラデシュ州北部、ヒマラヤ山系のガガール山脈の谷間に位置する避暑地。集落は標高2000メートル前後の盆地にあるナイニ湖を取り巻くように分布する。人口3万8559(2001)。湖の北西部は1880年に地すべりによる大被害を受けた。夏季の気温は20℃以下で、ヨット遊び、ハイキングに適し、冬季には湖上のスケートが盛んで多くの観光客が集まる。[林 正久] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例