ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デスアダー」の意味・わかりやすい解説
デスアダー
Acanthophis antarcticus; death adder
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…オーストラリア産コブラ類は多くは美しい小型の一群であるが,全長3~4mの大型で,もっとも攻撃的な毒ヘビとされるタイパンOxyuranus scutulatus(英名taipan)なども含まれる。ユニークな存在は,コブラでありながら形態,生態ともにマムシ類とそっくりのデスアダーAcanthophis antarcticus(英名death adder)で,“死の毒ヘビ”という名が示すとおり致命率はきわめて高い。 有名なインドコブラの“コブラ踊”は,コブラが笛の音につれて“踊る”ものでなく(ヘビは音がほとんど聞こえない),彼らの威嚇行動をうまく利用したショーである。…
※「デスアダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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