チョルノービリ原子力発電所(読み)チョルノービリゲンシリョクハツデンショ

デジタル大辞泉 の解説

チョルノービリ‐げんしりょくはつでんしょ【チョルノービリ原子力発電所】

ウクライナチョルノービリ近郊、プリピャチにある原子力発電所。旧ソ連時代に建設された。原子炉は4基すべて黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉(RBMK)で、1号機は1978年に運転開始。1984年に運転を開始した4号機が1986年に深刻な爆発事故を起こし、甚大な被害をもたらした。このため建設中の5・6号機は計画中止となり、1~3号機は事故後も運転が続けられていたが、2000年までに順次停止。現在は、事故機の管理や廃炉作業などが行われている。チェルノブイリ原子力発電所。→チョルノービリ原発事故

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