日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 チョイバルサン(モンゴル)ちょいばるさんChoibalsan モンゴル東部、ドルノド県の県都。ケルレン川北岸に位置し、中国国境に近い。人口4万1714(2000)。1921年の革命までサン・ベイスSan Beise、41年までバヤン・トゥメンBayan Tumenと称したが、現在は同地方出身の政治家チョイバルサンの名がつけられている。1940年以来、エレンツァブを経由してシベリア鉄道に通じる鉄道の起点である。同国東部の軍事、交通、経済、文化の中心地であり、建築材料、自動車修理、製粉、食肉のコンビナート、洗毛工場などがある。[吉田順一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例