チェンバレン(ジョゼフ)(英語表記)Joseph Chamberlain

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

チェンバレン(ジョゼフ)
Joseph Chamberlain

1836~1914

イギリスの政治家オースティン,ネヴィル兄弟の父。バーミンガムの富裕な製造業者で,同市の市長として市政改革で名をあげ,1876年中央政界に進出自由党急進派のリーダーとして活躍。アイルランド問題で自由党を分裂させ,自由統一党を結成し,保守党に接近。保守党内閣で植民地相となり,帝国の組織化と保護関税主張,帝国維持のための社会政策を主張した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報