ダイヤモンドヘッド(英語表記)Diamond Head

世界の観光地名がわかる事典 「ダイヤモンドヘッド」の解説

ダイヤモンドヘッド【ダイヤモンドヘッド】
Diamond Head

アメリカのハワイ州オアフ島ワイキキの東に位置する、標高約232mの火山。約10万年前に噴火し、そのときにできた火口は、直径1200mにも及ぶ。頂上には小さな展望台があり、目の前には広大な海と水平線、ワイキキの町、東側にはココヘッド、北東にはコウラウ山脈と、360度のパノラマビューが広がる。◇山稜(さんりょう)がダイヤモンド稜角(りょうかく)に似ていることから、この名がついた。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

デジタル大辞泉 「ダイヤモンドヘッド」の意味・読み・例文・類語

ダイヤモンド‐ヘッド(Diamond Head)

米国ハワイ州、オアフ島南東部にある火山。標高228メートル。ホノルルの市街南東部に位置し、ワイキキビーチに隣接する。大きな火口をもつ火砕丘かさいきゅうで、方解石結晶を産する。ハワイ有数の観光地として知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のダイヤモンドヘッドの言及

【ダム】より

…高さ106m)などがある。
[中空重力ダムhollow gravity dam]
 上流側のダイヤモンドヘッド(貯水を止めるため上流側に設けるブロックで,八角形の断面をもつものが多いのでこう呼ぶ),中間の扶壁,下流側のティル(耐震性を増すため扶壁の下流端に張ったコンクリート壁)が一体となったIまたはII字形の水平断面をもつコンクリートを並べたダム。その内部に空洞があるのでダム底に作用する揚圧力が少なくなるという利点を生かし,さらに上流面のこう配を緩くした三角形の横断面としてその上にのる貯水池の水の重さを利用して空洞によりダムの重量が減った分を補っており,重力ダムと同様にして転倒や滑動に対する安定性を確保している。…

※「ダイヤモンドヘッド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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