セルギウス・パウルス(英語表記)Sergius Paulus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セルギウス・パウルス」の意味・わかりやすい解説

セルギウス・パウルス
Sergius Paulus

新約聖書,『使徒行伝』 13章7~12に登場する,1世紀頃在世したローマのキプロス総督。聖書協会訳ではセルギオ・パウロ。使徒バルナバとパウロを招いて神の言を聞き,信仰に入ったとされている。彼はまた皇帝クラウディウス1世 (在位 41~54) 時代のテベレ川管理官の一人セルギウス・パウルスと同一人物であると考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

線状降水帯

線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...

線状降水帯の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android