セミナー

デジタル大辞泉 「セミナー」の意味・読み・例文・類語

セミナー(seminar)

ゼミナール」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「セミナー」の意味・読み・例文・類語

セミナー

〘名〙 (seminar)
① =ゼミナール
※現代小説は古典たり得るか(1957)〈三島由紀夫〉石原慎太郎氏の『亀裂』について「明は大学院のセミナーへゆく」
② 研究集会。討議も行なう講習会。
[語誌](1)英語では、「大学の演習」と「研究集会」「会議」などの意味とを持つが、日本語では主として後者の意味に用いる。前者の意味では、ドイツ語Seminar から来た「ゼミナール」や、その省略形「ゼミ」が多く用いられる。
(2)「ゼミナール」が明治時代に教育制度とともに大学に取り入れられたのに対し、「セミナー」は「ゼミナール」がすでに定着していた一九五〇年代になってから入ってきたために、このような使い分けが生じた。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「セミナー」の意味・わかりやすい解説

セミナー
せみなー

ゼミナール

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世界大百科事典(旧版)内のセミナーの言及

【ゼミナール】より

…大学における教育形態として重要な位置を占め,教師が一方的に研究成果を教授する講義形式と対照をなす。ラテン語のseminarium(〈苗床〉の意)を語源とし,英語ではセミナー,日本語では演習と訳される。ヨーロッパですでに16世紀に,僧職者の養成などでこの種の教育が始められたといわれるが,大学の教育法としては,ドイツの言語学者ゲスナーJohann Gesnerがゲッティンゲン大学で創始したとされる。…

※「セミナー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」