ズルフィカル・アリ ブットー(英語表記)Zulfikār Alī Bhuttō

20世紀西洋人名事典 の解説

ズルフィカル・アリ ブットー
Zulfikār Alī Bhuttō


1928.1.5 - 1979.4.4
パキスタンの政治家。
元・パキスタン大統領。
ラルカナ(シンド州)生まれ。
アメリカとイギリスで政治学や法学を学び、弁護士資格を取得、帰国後、弁護士を開業する。1958年アユーブ・ハーン軍事政権の商業相として政界に入り、’63年外相となる。その後、’67年パキスタン人民党を結成し、’70年総選挙で躍進し、’71年第3次インド・パキスタン戦争後、パキスタン大統領となる。’73年第3次共和国憲法の施行首相となるが、’77年以降反政府運動が激化、同年7月ジアー・ウル・ハックのクーデターで失脚し、政敵殺害の罪状で’79年処刑される。著書に「独立の神話」(’69年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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