スーレーパゴダ(読み)スーレーパゴダ(英語表記)Sule Pagoda

デジタル大辞泉 「スーレーパゴダ」の意味・読み・例文・類語

スーレー‐パゴダ(Sule Pagoda)

ミャンマーの旧首都ヤンゴンにある仏教寺院。市街中心部に位置する。高さ48メートルの八角形黄金仏塔がある。「スーレー」とはパーリ語で「聖髪」を意味し、伝承によれば、仏塔内に釈迦遺髪が納められているという。スーレーパヤー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 「スーレーパゴダ」の解説

スーレーパゴダ【スーレーパゴダ】
Sule Pagoda

ミャンマー最大の都市ヤンゴン(ラングーン)の中心部にある、高さ約48mの黄金色パゴダ(仏塔)を持つ寺院。同国では丸いパゴダが一般的だが、この寺院のパゴダは八角形をしている。この寺院は2000年前、仏陀の聖髪を納めるために建てられたと伝えられている。◇伝説によれば、同じヤンゴン市内にあるシュエダゴンパゴダ建設に着手する前に、オツカラパ王がここで会議を開いた。そのため、ミャンマー語の「会議」を意味する「スーウェイ」がなまって、「スーレー」という名称で呼ばれるようになったという。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android