スランガステーン

デジタル大辞泉 「スランガステーン」の意味・読み・例文・類語

スランガステーン(〈オランダ〉slangensteen)

《蛇の石の意》江戸時代オランダ人が伝えた薬。蛇の頭からとるといわれ、黒くて碁石に似る。はれもののうみを吸い、毒を消す力をもつという。蛇頂石。吸毒石。

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精選版 日本国語大辞典 「スランガステーン」の意味・読み・例文・類語

スランガ‐ステーン

〘名〙 (slangensteen 「蛇の石」の意) 江戸時代にオランダ人が伝えた薬。碁石(ごいし)に似て黒色毒蛇の脳にある石で、腫物(はれもの)の膿(うみ)を吸って毒を消す効果があるという。うみすい石。〔本朝食鑑(1697)〕

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