スティーヴン・B. リーコック(英語表記)Stephen Butler Leacock

20世紀西洋人名事典 の解説

スティーヴン・B. リーコック
Stephen Butler Leacock


1869 - 1944
カナダのユーモア作家。
元・マッギル大学教授。
英国生まれ。
7歳の時カナダに移住。マッギル大学の名物教授として30年余り政治経済学を講じた。オンタリオ州の架空の田舎町に繰り広げられる人間喜劇を軽妙に描いた代表作「ある小さな町のにこやかなお話」(1912年)など、30冊を越えるユーモア作品集がある。そのほか歴史、伝記評論などその文筆活動は多岐にわたった。座談講演名手としても著名。他の作品に「ナンセンス小説集」(’11年)、「わがイギリス発見」(’22年)等がある。自伝「わたしのあとに残した少年未完(’46年)。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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