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スサノオノミコト

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スサノオノミコト」の意味・わかりやすい解説

スサノオノミコト(素戔嗚尊)
スサノオノミコト

イザナギノミコト,イザナミノミコトが産んだ三貴子の1神で,アマテラスオオミカミの弟。須佐之男命とも書く。嵐の神とする自然神格説もあるが,もともとは出雲系氏族の祖神で,人文神,英雄神であるとされている。天岩屋戸の神話では,農耕の妨げをし,大嘗祭の神聖をけがすなど罪を犯し,さらにアマテラスオオミカミを岩戸隠れさせるという凶暴な存在であるために追放される。出雲へ下ってからは,八岐大蛇を退治してクシナダヒメをめとっているのは,水霊に奉仕する神女との婚姻により豊饒神となったことを意味するとされる。その子イタケルノカミと新羅に渡り,樹木,樹種を持帰り,植林の道を教えている。暴風神,農神,疫神として信仰され,氷川神社,八坂神社などに祀られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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