ジーン ジョレス(英語表記)Jean Jaurès

20世紀西洋人名事典 「ジーン ジョレス」の解説

ジーン ジョレス
Jean Jaurès


1859.9.3 - 1914.7.31
フランスの政治家,社会主義者。
元・下院議員。
タルン県カストル生まれ。
アルビの高等中学校哲学教授、トゥルーズ大学専任講師を経て、1885年総選挙で故郷タルン県から下院議員に当選。’89年の総選挙で落選し、トゥルーズ大学に戻り教壇に立つ。’93年再び下院議員に当選し、ドレフュス事件、モロッコ問題などで活躍、社会主義諸党派の統一に尽力し、戦争回避に努めたが、大戦直前の’14年パリで暗殺された。また、「社会主義的フランス革命史」(’01〜08年)の編算によってフランスにおける社会主義、共産主義運動の創立者として貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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