ジョルジュ プレートル(英語表記)Georges Prêtre

現代外国人名録2016 「ジョルジュ プレートル」の解説

ジョルジュ プレートル
Georges Prêtre

職業・肩書
指揮

国籍
フランス

生年月日
1924年8月14日

出生地
ワジエ

学歴
パリ音楽院(トランペット・作曲・指揮)

勲章褒章
レジオン・ド・ヌール勲章〔1971年〕

経歴
8歳でパリ音楽院に入る。1946年マルセイユ歌劇場で指揮デビュー、同劇場の第2指揮者に。フランス地方の歌劇場で経験を積み、’55年パリ・オペラ・コミーク座で指揮をして脚光を浴びる。’59年パリ・オペラ座音楽監督、’66年芸術監督、’70〜71年音楽総監督。この間、’62年ウィーン国立歌劇場にデビュー、’65年メトロポリタン歌劇場にデビュー。’86〜91年ウィーン交響楽団首席客演指揮者を務める。マリア・カラスに信頼され多くの録音で指揮を任された。2008年、2010年ウィーン・フィルと共にニューイヤーコンサートに登場。1967年初来日し、読売日本交響楽団を指揮した。’98年公演で来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ジョルジュ プレートル」の解説

ジョルジュ プレートル
Georges Prêtre


1924.8.24.(8.14.説あり) -
フランスの指揮者。
パリ・オペラ座音楽総監督。
ヴァジエ生まれ。
11歳でパリ音楽院に入学し、トランペットを専攻後、クリュイタンスに指揮法を師事。指揮者として1946年マルセイユ劇場でデビュー。’56年にはパリのオペラ・コミック座指揮者となる。その後パリ・オペラ座、メトロポリタン歌劇場など主要歌劇場でデビュー。’67年に来日、読売日本交響楽団を指揮。フランスの指揮者としては異色で、明朗で解放的、活力あふれる音楽を聴かせ、プーランクから厚い信頼をよせられ「人間の声」「グローリア」等の初演を委ねられる。レコード録音ではプーランクの諸作品が特に優れ「オーバード」等の他、オペラではカラスとの「トスカ」の緊迫した表現が出色。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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