ジストマ

百科事典マイペディア 「ジストマ」の意味・わかりやすい解説

ジストマ

寄生虫のキュウチュウ類中の一亜目で,人体寄生吸虫の重要なものを含んでいる。通常雌雄異体で体は楕円形か葉状が多く,2個の吸盤をもつ。ハイキュウチュウカンキュウチュウもこれに属し,肺臓ジストマ肝臓ジストマとも呼ばれる。
→関連項目桂田富士郎

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精選版 日本国語大辞典 「ジストマ」の意味・読み・例文・類語

ジストマ

〘名〙 (distoma) 「きゅうちゅうるい(吸虫類)」の旧称。〔舶来語便覧(1912)〕

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デジタル大辞泉 「ジストマ」の意味・読み・例文・類語

ジストマ(distoma)

吸虫の旧称。二口虫

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栄養・生化学辞典 「ジストマ」の解説

ジストマ

 →吸虫

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジストマ」の意味・わかりやすい解説

ジストマ

吸虫類」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジストマ」の意味・わかりやすい解説

ジストマ
じすとま

吸虫

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世界大百科事典内のジストマの言及

【キュウチュウ(吸虫)】より

…前2者には,魚類,爬虫類,両生類あるいは軟体動物などに寄生するものが含まれ,人体寄生をする医学上重要な種類はすべて二世類に含まれる。二世類の多くは口吸盤と腹吸盤をもっているが,後者も口のように見えるところから,キュウチュウのことを俗にジストマdistoma(〈二つの口〉の意)ともいう。体表は薄い角質で覆われ,小棘(しようきよく),またはいぼ状の小隆起がみられる。…

※「ジストマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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