シリモンコン・シンワンチャー(英語表記)Sirimongkol Singmanassuk

現代外国人名録2016 の解説

シリモンコン・シンワンチャー
Sirimongkol Singmanassuk

職業・肩書
プロボクサー 元WBC世界スーパーフェザー級チャンピオン,元WBC世界バンタム級チャンピオン

国籍
タイ

生年月日
1977年3月2日

出生地
パトゥンタニ

別名
リングネーム=シリモンコン・ナコントンパークビュー

経歴
タイ式ボクシング(ムエタイ)で60戦、アマチュアとして20戦を経験後、1992年ボクシングに転向、’94年プロデビュー。’95年8月WBU世界スーパーフライ級王座を獲得、12月にはWBU世界バンタム級王座を獲得して2階級制覇を果たした。同王座防衛1回。’96年8月ホセ・ルイス・ブエノ(メキシコ)を5回TKOで降してWBC世界バンタム級暫定王座に就き、’97年1月チャンピオンのタイトル返上により正規王者に昇格。ビクトル・ラバナレス(メキシコ)らの挑戦を退け3度の防衛に成功したが、11月辰吉丈一郎に7回TKO負けでプロ初黒星を喫し、王座陥落。’98年再起後は5年間にわたって連勝を続け、2002年8月3階級上げて挑んだWBC世界スーパーフェザー級王座決定戦で長嶋健吾に2回KO勝ちし、2階級制覇に成功。2003年8月2回目の防衛戦でヘスス・チャベス(メキシコ)に敗れ、王座を失う。2005年5月WBC世界ライト級挑戦者決定戦でマイケル・クラーク(米国)を7回TKOで退け王座挑戦権を獲得したが、後日の王座決定戦は急病のため欠場を余儀なくされた。2007年12月PABAスーパーライト級王座を獲得。また、同年K-1のリングにデビュー。2009年麻薬所持によりタイ警察に逮捕され、覚醒剤を常用していた上、麻薬組織に雇われて覚醒剤密売に携わっていたことも発覚した。その後、ボクシングに復帰し、2012年11月ABCOコンチネンタルウエルター級王座を獲得した。通算戦績は74勝(46KO)2敗。171センチの右ボクサーファイター。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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