最新 世界スポーツ人名事典 「チャド ドーソン」の解説
チャド ドーソン
Chad Dawson
ボクシング
生年月日：1982年7月13日
国籍：米国
出生地：サウスカロライナ州ハーツビル
経歴：2001年8月プロデビュー。2003年10月WBC世界ミドル級ユース王座、2005年11月NABO北米スーパーミドル級王座、2006年6月NABF北米ライトヘビー級王座を獲得。2007年2月初の世界戦でWBC世界ライトヘビー級王者トマシュ・アダメク(ポーランド)に判定勝ちを収め、王座を奪取。3度王座を防衛するが、2008年7月同級暫定王者アドリアン・ディアコヌ(ルーマニア)との王座統一戦を拒否して王座を剥奪される。10月IBF世界ライトヘビー級王座とIBO世界ライトヘビー級王座を持つアントニオ・ターバー(米国)に挑戦して判定勝ちで両王座を奪取、2009年5月の再戦でもターバーを判定で退け両王座を初防衛。11月WBC世界ライトヘビー級暫定王座とIBO世界ライトヘビー級王座を賭けグレンコフ・ジョンソン(ジャマイカ)と再戦、判定勝ちでWBC暫定王座を獲得し、IBO王座の2度目の防衛に成功した。2010年8月WBC世界ライトヘビー級正規王者ジャン・パスカルにプロ初黒星となる負傷判定負けを喫し、王座統一に失敗すると同時にIBO王座からも陥落。無効試合を除く連勝記録は29でストップした。2011年10月WBC世界ライトヘビー級王者バーナード・ホプキンス(米国)と対戦、試合中にホプキンスがドーソンに投げられる形となり左肩を強打、試合続行不可能としてドーソンのTKO勝ちとなったが、試合後のビデオ検証で引き分けに訂正され、ホプキンスに王座が返還された。2012年4月ホプキンスとの再戦に勝利し、王座を奪還。9月WBA・WBC世界スーパーミドル級王者アンドレ・ワード(米国)に挑むが10回TKO負けを喫し、2階級制覇に失敗。2013年6月初のWBC王座防衛戦でアドニス・ステベンソン(カナダ)に1回TKOで敗れ、王座を陥落。通算戦績は31勝(17KO)3敗。185センチの左ボクサーファイター。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報