サンミゲル島(読み)サンミゲルとう(英語表記)Ilha de São Miguel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンミゲル島」の意味・わかりやすい解説

サンミゲル島
サンミゲルとう
Ilha de São Miguel

ポルトガル領アゾレス諸島中最大の島。北大西洋上にある同諸島の南東群を構成する火山島で,ユーラシア大陸の西端ロカ岬の西方約 1200kmに位置する。最高点ピコダバラは標高 1088m。避寒地で,パイナップルワイン,たばこ,穀類食肉を産する。最大の都市はポンタデルガダ。面積 660km2人口 12万 6388 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉 「サンミゲル島」の意味・読み・例文・類語

サンミゲル‐とう〔‐タウ〕【サンミゲル島】

Ilha de São Miguel》北大西洋中部にあるポルトガル領アゾレス諸島の主島。東部群島の一で、同諸島の人口の多くが居住する。中心都市はポンタデルガダ漁業、観光業が盛ん。島内にはカルデラ湖をもつ三つの成層火山、フルナス、フォゴ、セテシタデスがあり、温泉も多い。

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