サンバージー(英語表記)Śambhājī(Sambhūjī) Bhonslē

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンバージー」の意味・わかりやすい解説

サンバージー
Śambhājī(Sambhūjī) Bhonslē

[生]1657
[没]1689
インド,マラータ王国第2代の王 (在位 1680~89) 。始祖シバージー長子。シバージーの死後ムガル帝国アウラングゼーブ帝の軍勢死力を尽して戦い続けたが,1689年サンガメーシュワルの軍営を奇襲され,捕えられて拷問の末虐殺された。その後,弟ラージャーラームが王位を継ぎ,デカン地方を逃れて南インドに拠り,マラータ勢力の復興に努力した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android