コーカンド−ハン国(読み)コーカンド−ハンこく(英語表記)Khokand Khan

旺文社世界史事典 三訂版 「コーカンド−ハン国」の解説

コーカンド−ハン国
コーカンド−ハンこく
Khokand Khan

1710ごろ〜1876
中央アジアのフェルガナ地方にあったウズベク族の国
首都はコーカンド。1710年ごろ建国。1759年に清の宗主権を認め,朝貢国になる。東トルキスタンにまで勢力を拡大したが,ブハラ−ハン国の圧力ロシアの中央アジア進出により衰退。1876年ロシアに併合され,1925年ソ連邦ウズベク共和国となった。1991年,ウズベキスタン共和国として独立独立国家共同体CIS)に参加。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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