日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 クレモナ(Antonio Luigi Gaudezio Giuseppe Cremona)くれもなAntonio Luigi Gaudezio Giuseppe Cremona(1830―1903) イタリアの数学者。パビーア生まれ。ボローニャ(1860~1867)、ミラノ(1867~1873)、ローマの工業学校(1873~1877)教授を経て、1877年ローマ大学教授。のちに文部大臣も務めた。彼の数学上の業績としては、射影平面からそれ自身への、いわゆる双有理変換の発見があり、これは「クレモナ変換」とよばれている。[矢野健太郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例