キュロス二世(読み)キュロスニセイ

デジタル大辞泉 「キュロス二世」の意味・読み・例文・類語

キュロス‐にせい【キュロス二世】

Kuros Ⅱ》[前600~前529]アケメネス朝ペルシアの創始者在位、前559~前529。メディアを滅ぼし、小アジアアッシリアなどを征服し、エジプトを除く全オリエント統一バビロン捕囚ユダヤ人を解放した。ペルシア名はクリシュ。キルスクロス

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精選版 日本国語大辞典 「キュロス二世」の意味・読み・例文・類語

キュロス‐にせい【キュロス二世】

(Kyros II) アケメネス朝ペルシア帝国の創始者(在位前五五九‐前五三〇)。アンシャンの王として即位。紀元前五五〇年メディアを滅ぼし、前五三九年新バビロニアを征服。バビロニアに捕囚されていたユダヤ人を解放した。ペルシア名クルシュ。キュロス大王。キルス。前五三〇年没。

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