カール・ルドルフ・G.フォン ルントシュテット(英語表記)Karl Rudolf Gerd von Rundstedt

20世紀西洋人名事典 の解説

カール・ルドルフ・G.フォン ルントシュテット
Karl Rudolf Gerd von Rundstedt


1875.12.12 - 1953.2.24
ドイツの軍人
元・ドイツ陸軍元帥。
ハノーファー生まれ。
別名Field Marshal Gerd von Rundstedt。
1892年陸軍入隊し、第一次世界大戦に少佐として参戦、1932年大将となり、第二次大戦においてはドイツ陸軍最長老としてポーランド作戦をはじめ各戦線で指揮をとる。’40年元帥に昇進、A軍集団、’41年には対ソ戦を指揮するが、ヒトラーと衝突して軍集団司令官を辞任。’42年西部戦線総司令官となるが、’44年に連合軍に敗れ解任。同年再び総司令官に就任、’45年辞任。’49年軍事裁判に付されるものの、病気のため捕虜収容所から釈放。「不倒翁」と称された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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