カロリング−ルネサンス(英語表記)Karolinger Renaissance

旺文社世界史事典 三訂版 「カロリング−ルネサンス」の解説

カロリング−ルネサンス
Karolinger Renaissance

8世紀末,カロリング朝のカール1世(大帝)による文化の興隆期をさす
ゲルマン移動後の文化の停滞した状態の中で,カール大帝イタリアスペインイングランドアイルランドからアルクィンらの著名な学者アーヘン宮廷に招き,貴族・一般人子弟の教育に留意したので,一時的に文化の興隆をみた。また,学者たちを各地の修道院長に任命したことはラテン語普及につながり,教会建築もさかんになった。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android