オットー ウルシュプルング(英語表記)Otto Ursprung

20世紀西洋人名事典 の解説

オットー ウルシュプルング
Otto Ursprung


1879.1.16 - 1960.9.14
ドイツ司祭,音楽学者。
元・ミュンヘン大学教授。
ギュンツェルホーフェン生まれ。
ドイツにおける教会音楽の開拓者で、1911年ミュンヘン大学でヤコービュス・デ・ケルレの研究で哲学博士号を受ける。’26年全聖徳ホーフキルヒェの名誉聖堂参事会員となり、’40年にナチス迫害を受けるまでその地位にあった。この間’32年ミュンヘン大学において音楽史教授となった。著書には「ミュンヘン音楽史」(’27年)のほか、「カトリック教会音楽」(’31年)など、カトリック音楽に関するものが多い。アンマー湖畔のショーンドルフにて没。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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