オオバノヤエムグラ(読み)おおばのやえむぐら

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オオバノヤエムグラ」の意味・わかりやすい解説

オオバノヤエムグラ
おおばのやえむぐら / 大葉八重葎
[学] Galium pseudoasprellum Makino

アカネ科(APG分類:アカネ科)の多年草。茎は柔らかく、つる状に伸び、他物に絡まって、1メートル以上になる。葉は4~6枚が輪生。花は夏に開く。ヤエムグラに似るが、葉が大きく、1節につく葉の数が少なく、花期などで異なる。日本全土の山地草原や林に生え、朝鮮、中国東北部に分布する。

[福岡誠行 2021年5月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android