エネルギー需要構造(読み)エネルギーじゅようこうぞう(英語表記)end use structure of energy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エネルギー需要構造」の意味・わかりやすい解説

エネルギー需要構造
エネルギーじゅようこうぞう
end use structure of energy

最終的に利用される段階でのエネルギー構成電力,熱,可搬性液体燃料 (交通機関用) という分類法と,産業民生運輸という分類法がある。前者の構成比は,日本ではおおよそ 19%,60%,21%,後者の構成比はそれぞれ 48%,28%,24%である。今後はエネルギーの質に応じた資源の利用,すなわち化石燃料を原材料物質としても利用することや,低温熱ですむところへは相当する熱源を利用することなど,長期的な資源の最適配分が重要となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android