日本大百科全書(ニッポニカ) 「エドワード(5世)」の意味・わかりやすい解説 エドワード(5世)えどわーどEdward V(1470―1483) ヨーク朝第2代のイギリス王(在位1483.4~6)。父エドワード4世の長男として生まれ、1歳のときプリンス・オブ・ウェールズ(皇太子)となる。父王の死により、12歳で王位を継承したが、叔父グロスター公リチャード(後のリチャード3世)に捕らえられ、ロンドン塔に幽閉された。ついで、王は庶子であることを理由にリチャードによって退位させられ、塔の中で謀殺された。[松垣 裕] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例