ウォルシーニー(英語表記)Volsinii

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウォルシーニー」の意味・わかりやすい解説

ウォルシーニー
Volsinii

古代エトルリア都市。現イタリアのボルセナ近郊に女神ウォルツムナの神殿があり,エトルリア 12都市国家同盟の中心となっていた。前4世紀にはローマと戦ったが,前 294年敗れ,前 265年頃からローマに服属。前 90年ローマ市民権を与えられ,カッシア街道が貫通する交通要地として繁栄した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android