イラン‐イラク戦争

山川 世界史小辞典 改訂新版 「イラン‐イラク戦争」の解説

イラン‐イラク戦争(イラン‐イラクせんそう)

1980年9月,イラク軍のイラン侵攻により開戦。イランによるイスラーム革命の輸出を警戒する湾岸諸国や西側諸国の後押しを受け,短期決戦を指向したイラクに対し,イランは人海戦術で応じ泥沼化。82年にはイランがイラクに逆侵攻。87年,国際連合は即時停戦と国境線までの即時撤退を求める安保理決議598を採択。イランがこれを受諾したことにより88年8月20日停戦。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報