イラクサ(刺草)(読み)イラクサ

百科事典マイペディア 「イラクサ(刺草)」の意味・わかりやすい解説

イラクサ(刺草)【イラクサ】

イラクサ科の多年草。本州〜九州朝鮮山地にはえる。高さ0.5〜1m。葉は対生し,卵形で縁にあらい鋸歯(きょし)がある。秋,上部葉腋に雌花序を,下部に雄花序をつける。花は淡緑色で花被片は4個。茎と葉の刺毛ギ酸を含み,触れると痛いのでこの名がある。

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