イェローナイフ(英語表記)Yellowknife

改訂新版 世界大百科事典 「イェローナイフ」の意味・わかりやすい解説

イェローナイフ
Yellowknife

カナダノースウェスト・テリトリーズ州都で,最大都市。人口1万8700(2006)。グレート・スレーブ湖の北西岸に位置する。地名周辺に住むインディアンが黄銅製の道具を用いていたことに由来する。1934年,43年に金鉱が発見されて急速な開発をみた。北極圏まで450km,南方の最大の都市エドモントンまで約1000kmに位置し,エドモントンとは毎日航空便で結ばれている。〈北方遺産センター〉が観光客の注目を引いている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のイェローナイフの言及

【グレート・スレーブ[湖]】より

…マスやサケなどの漁獲が行われる。北岸のイェローナイフは,テリトリーズの行政中心であるとともに,金の鉱山としても知られる。1771年イギリス人探検家S.ハーンが湖を発見した。…

※「イェローナイフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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