アラービー=パシャ(英語表記)‘Arābī Pasha

旺文社世界史事典 三訂版 「アラービー=パシャ」の解説

アラービー=パシャ
‘Arābī Pasha

1839〜1911
エジプト民族独立運動の指導者。エジプト独立運動の父といわれる
農家の生まれ。軍人となり,早くから反トルコ秘密結社に加わった。1870年代にイギリスフランスがエジプトに進出すると,強硬な対外政策を主張した。1881年蜂起の中心となり,翌年陸軍大臣となったが,イギリス・フランスが辞任を要求したため,民族運動が勃発した。イギリス軍が海陸から進撃して全土を数週間で征服すると,捕らえられてセイロンスリランカ)に流された。1901年に許されて帰国

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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