アクセル・フーゴー・テオドル テオレル(英語表記)Axel Hugo Teodor Theorell

20世紀西洋人名事典 の解説

アクセル・フーゴー・テオドル テオレル
Axel Hugo Teodor Theorell


1903.7.6 -
スウェーデンの生化学者。
ノーベル医学研究所生化学部長。
リンケピング生まれ。
医科大学卒業後、パリのパスツール研究所でカルメッテ教授に細菌学を学ぶ。帰国後、ウプサラ大学助教授などを務めた後、1934年よりベルリン留学。’36年に母校の講師となり、翌’37年よりストックホルムのノーベル医学研究所生化学部長を兼任ミオグロビンの結晶化に成功したほか、酸化還元酵素の研究で業績をあげ、’55年度ノーベル生理・医学賞を受賞した。また、国内の医学、化学の多くの学会財団の委員を務めて広く活躍したほか、多くの外国の会員にも選ばれている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報