アオルノス(英語表記)Aornos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アオルノス」の意味・わかりやすい解説

アオルノス
Aornos

インダス川西岸,アフガニスタン,カブール南東 90kmにある自然の要害の町。現ピルサル山。前 327年にアレクサンドロス3世 (大王)が攻めあぐみ,隣接する小山から投石機で攻撃し,ついに攻略したという。大王戦記にあるもう1つの同名の地はアフガニスタン北部の町ターシュクルガーンと確認された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android