精選版 日本国語大辞典 「小山」の意味・読み・例文・類語
こ‐やま【小山】
おやま をやま【小山】
お‐やま を‥【小山】
こやま【小山】
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出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
栃木県南部にある市。1954年小山町と大谷村が合体,市制。人口16万4454(2010)。市の主要部は思(おもい)川の東岸にあり,中世以来の小山氏の城下町で,江戸時代は日光道中の宿場町,思川水運の河港として栄えた。明治以降は東北本線から両毛線と水戸線が分かれ,国道4号線と50号線が交差する交通の要地となり,地方物資の集散地として農産物加工業が発達した。伝統産業の結城紬のほか醸造,製粉,製菓などの食料品工業,第2次世界大戦後の高度成長時代に造成された工業団地に電機,自動車部品,通信機,金属,建設機械およびアルミニウム工業などが進出して,県内2位の工業生産額(1995)を示す工業都市に発展した。東京から約70kmで通勤圏内にあり,東北新幹線の大宮の次の停車駅として東京への時間距離はさらに短縮された。
執筆者:村上 雅康
下野国の日光道中の宿駅。《和名抄》に都賀郡小山郷と見える。小山政光が思川東岸の丘陵に築いた小山城(祇園城)は1590年(天正18)小田原征伐に伴い小山氏が滅亡して破却された。3万3000石を与えられて小山城を再興した本多正純は1617年(元和3)日光造営工事を指揮したので,思川の乙女河岸で陸揚げされた資材は小山,壬生(みぶ)経由で送られた。正純は19年宇都宮に移り,小山城は廃され,小山は以後日光道中の宿場として重視された。足利,佐野方面から結城への街道との交点でもあり,宿の北の外れの喜沢村から壬生通りが分岐するため,〈五方追分け〉といわれた要地であった。宿の東側を流れる思川には,野州南部の米や諸商品を積み送る河岸がいくつもあり,小山には2・7の六斎市が立った。19世紀初頭の文化初年には,家数453軒,人口1475人,旅籠屋73軒で,近隣の諸宿の2倍近い規模の大宿であった。
執筆者:河内 八郎
静岡県北東部,駿東郡の町。人口2万0629(2010)。富士山東麓に位置し,東は神奈川県,北は山梨県に接する。北西端は富士山頂付近に達し,北の丹沢山地,東の箱根外輪山,足柄山に囲まれ,町域の大部分が山林などで占められ,平地は少ない。しかし富士,箱根両山地に発する鮎沢川をはじめ多くの川が流れ,豊かな水資源を利用して,大規模な紡績工業が発達している。京浜地域に近く,用地,用水,交通などの立地条件に恵まれて,近年多くの工場が進出している。町の中央部を占める北郷地区は米作を主体とする農業地帯であるが,近年はゴルフ場,霊園などの開発が進み,富士スピードウェーも設置された。北西部の須走は富士山東口登山道の入口で,浅間神社がある。かつては駿河国から籠坂峠をこえて甲斐国に至る交通の要衝で,戦国時代には関所が設けられていた。現在は陸上自衛隊富士学校,東富士演習場などが設けられ,レジャー施設も多い。JR御殿場線,国道138号,246号線,東名高速道路が通る。
執筆者:萩原 毅
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
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