ゆくりもなし

精選版 日本国語大辞典 「ゆくりもなし」の意味・読み・例文・類語

ゆくり‐も‐な・し

〘形ク〙 =ゆくりなし
書紀(720)皇極四年六月(岩崎本訓)「出其不意(ユクリモナク)、剣を以て入鹿が頭肩を傷割(そこな)ふ」
十六夜日記(1279‐82頃)「ゆくりもなくいざよふ月にさそはれいでなんとぞ思ひなりぬる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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