ぶる

精選版 日本国語大辞典 「ぶる」の意味・読み・例文・類語

ぶ・る

[1] 〘接尾〙 (五(四)段型活用) 名詞や形容詞・形容動詞の語幹などに付き、そのようにふるまう、そのふりをよそおう、の意を表わす。「学者ぶる」「えらぶる」など。
※古文真宝桂林抄(1485頃)乾「我は康楽が如き才もなくて兄ふってをるは無面目ぞ」
[2] 〘自ラ五(四)〙 ((一)の接尾語が独立したもの) いかにも自分はえらいのだ、立派なのだ、というそぶりをする。
※新撰大阪詞大全(1841)「ぶるとは かしこぶること」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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